2013/02/25
Roland TR-909 BDのクローンを作る②

TR-909のNOISEと+-15Vの正負両電源が出来ました。
ACCENT、ATTACK、TUNE、DECAY、LEVELもボリュームをきちんとつけて色々確かめています。
ACCENTは最初音量が大きくなったり小さくなったりするだけじゃないかと思ったんですが少し違いますね。
張りの強弱を調整するみたいな感じ。
5VがMAX、0Vを与えると無音になるというベロシティなんすかねこれは。
MIDIでベロシティを操作したいのならDAコンバータを付けるべきつぁすが、今のところMIDIクロックを受信して4分打ちさせることしか考えてないのでボリューム直付けでいこう。
アクセント調節したいときはJeffMillsみたいにボリュームをキュンキュン回してカッコよくいくぜ!


NOISEも最初全然有る無しが分からなくて「NOISEミスった(汗」と思い、NOISEだけで音を確認すると「サーッ」と綺麗なNOISE(?)の音がしている。
ということは「BD本体側のミスかっ(汗汗」としこたま確認しても分からず。
ムムムと考えてNOISEの入り口R10、R9で分圧して音量を下げてるっぽいので短絡してみると今度はヤラシイ位にNOISE音が聞こえてきた。
ということは有るのか無いのか分かんないのは「このアホ耳のせいかYo!」ということで一件落着。
こんなに微妙なもんなんすかねー。
そういえばTR-909も前期、後期型でNOISEの強さが違うと聞いたことがある。
でもファームウェアの違いだけって聞いたような・・・?
参考にしたサービスマニュアルの回路図は前期型なのだろうか?


+-15Vの正負両電源はなかなか手間取った。
Webで検索しても理論は出てくるがこれだと思う実例が無い。
困ったなーと画像をいろいろ見ていると、ココでトランスの型番が読めるじゃないですか!
㈱菅野電気研究所のSL-18160。
マルツに売っていることが分かり、値段も900円位。
というわけトランス決定。
回路はTR-909の回路をパクリつつ、発振防止用のセラコン0.1μを追加して、スパークキラーも追加。
何故か小さく小さく作ろうとする変な癖があって位置決めに1週間。
漏えい磁束の影響に怯えつつも元気に+-15Vを出力してくれています。
TR-909は100Vか240Vの電源電圧仕様によって音が違うと言われていますがどうなんでしょう?
確かにトランスが違うので(+-15Vを作っている、ブリッジダイオード、三端子レギュレータは同じ)トランスの違いが音に出てくるんすかねー。
不思議ー。
個人的には持っていた240V仕様のTR-909より自分で作った100V仕様の方が好き。
万歳フラシーボ!